2016年2月11日木曜日

西の方位は秋の象徴、五穀が実りお金が入る

西はお金の方位だと言われている。

なぜかというと、西は秋の象徴だからだ。

各方位は、季節と結びつけられており、それが家相の判断にも影響を与える。

  • 北:冬
  • 東:春
  • 南:夏
  • 西:秋
 これだけ見ると、唐突な結びつきに思えてしまうが、太陽の動きや温度と比べると納得できるかもしれない。

北には太陽が出ないので寒い。東は太陽が出る方位。南は太陽が昇り、最も熱くなる。そして、西へ沈む。

この四季の方位の中で、最もお金との結びつきが大きいのが西である。

秋は、実りの季節である。五穀(稲、麦、豆、あわ、きび)が実る季節である。様々な果実も実る。そして、それを収穫すると、お金が手に入る。

だから、この方位を大事に扱うと、お金持ちになるとされ、逆に、凶になる作りの家は、金に困るとされているのだ。

西方位を吉にする方法として重要視されているのが「張り」。建物や土地の西側が張り出ていると、それだけ良い気を取り入れることができると考えるのである。


ちなみに、四方位は何れも重要視されている。北は、陽の気が発生する場で、東は草木が芽を出す季節。南は草木が繁茂し、西は草木が実る。